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HIVに感染した時にしっかり対策を行えばエイズ発症は抑えられるの?

HIV感染が判明した時点で抗HIV薬の服用を開始すれば発症を防げる確率は上がります。対策をせずに放置するとHIVが体内を徐々にむしばんでいきます。HIVによってさまざまな病気を引き起こす状態がエイズです。エイズになると健康な人ならすぐに治るような風邪から肺炎を起こすこともあります。HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の増殖を抑える抗HIV薬の服用が何よりの対策です。

驚くことに、エイズ当事者の3割前後が発症後にHIV感染に気付いたという報告もあります。最近ではエイズを発症してからでも、病気の進行を遅らせる薬が出ています。ただし、抜本的な予防をするならHIV感染が分かった時点で対策するほうが安全です。予後も圧倒的にエイズ発症前に対策したほうがいい結果になっています。

エイズはヒト免疫不全ウイルスの増殖によって引き起こされます。しかし、HIVに感染してもすぐに発症するわけではありません。ヒト免疫不全ウイルスが体内で徐々に増殖して体をむしばんでいきます。数年から長い人だと10年以上経過してからエイズを発症します。自覚症状がほとんどないケースではHIV感染に気付くのが遅れがちです。でも、性交渉の場での感染が多いことを考えると身に覚えのある方はいると思います。

通常の性行為では飽き足らず、相手の性器をなめるのが好きな人がいます。また、アナルセックスのようなものが好きな方もいるでしょう。そうした行為がすべて、HIV感染に結びつくとは言えませんが、リスクは高まります。自身の健康を考えるなら避けるべきですが、他人の性癖を変えるのは困難です。そういう方はぜひHIV検査を受けましょう。陽性反応が出た場合は速やかに医療機関を受診します。

精密な検査を受けて、感染状況の把握や適切な薬の処方につなげます。HIVの増殖を防ぐ薬を服用すれば、エイズへの進行を高確率で食い止められます。早期発見ができればできるほど、寿命も延びます。薬を医師の指示を守って服用し続ければ、健康な人と同じくらいの寿命も獲得できます。注意すべきは調子がよくなったらといって薬の量を自分で変えないことです。HIVが薬に対して耐性を持つようになり、薬が効かなくなることもあります。

耐性菌を保有すると治療が難しくなるので、注意が必要です。ヒト免疫不全ウイルスを体内から完全に駆除する薬は今のところ、存在しません。ただし、抗HIV薬を適切に使えば、エイズになって命を落とすリスクは下がります。そのためには早期発見と早期の治療開始が重要になってきます。

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